源氏物語〈巻3〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
光源氏、須磨に謫居(たつきょ)。宰相の中将(もとの頭の中将)の慰問を受ける。暴風雨のあと、明石の入道に迎えられ、その娘明石の君が懐妊。都に戻り、女君たちと再会。六条の御息所の遺児前斎宮(ぜんさいぐう)が冷泉帝に入内。明石の君と娘を大堰(おおい)に迎える。
内容(「BOOK」データベースより)
平成の「源氏物語全訳」須磨~松風。光源氏、須磨に謫居。宰相の中将(もとの頭の中将)の慰問を受ける。暴風雨のあと、明石の入道に迎えられ、その娘明石の君が懐妊。都に戻り、女君たちと再会。六条の御息所の遺児前斎宮が冷泉帝に入内。明石の君と娘を大堰に迎える。
古今集・新古今集 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
日本の美意識と抒情の極致ともいうべき『古今集』『新古今集』。紀貫之・在原業平・小野小町・藤原俊成・式子内親王・西行・藤原定家など、錚々たる歌人たちの代表作が収められている。本書は、『折々のうた』でその鋭い鑑賞力を高く評価され、幅広い読者を獲得した大岡信が、日本の詩歌の最高峰に挑んだ力作。古典ファン待望の一冊である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大岡 信
1931年、静岡県に生まれる。東京大学文学部国文学科卒業。1956年第一詩集『記憶と現在』で注目され、59年には、清岡卓行らと「鰐」を結成、日本的な抒情と西欧的な手法との深い詩的結合をめざした。また、評論の分野でも活躍、1971年『紀貫之』で読売文学賞、80年には『折々のうた』で菊池寛賞、90年には『詩人・菅原道真』で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。明治大学教授・東京芸術大学教授・日本ペンクラブ会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
百人一首が面白いほどわかる本 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
『百人一首』収録和歌の1つひとつを、キャラクターどうしの対話で楽しく解説!
内容(「BOOK」データベースより)
『百人一首』は有名和歌の“ベスト盤”!そんな“えりすぐり”の作品のエッセンスを、キャラクターどうしの対話によって楽しく解説。
話し言葉で読める「方丈記」 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
一度は読んでおきたいが、難しそうな『方丈記』を平易に語り下ろした。単なる現代語訳ではない「超現代語訳」。鴨長明もビックリの一冊。日本人なら一度は読んでおきたい古典文学がある。『源氏物語』『枕草子』『奥の細道』など。それに、冒頭の「行く河の流れはたえずして、しかももとの水にあらず」の有名な一節で始まる、鴨長明の『方丈記』だ。冒頭部分は知っていても、現在の文庫本に直して数十ページしかないこの短い名随筆を、いったいどれほどの日本人が読んでいるだろう。古語の難しさ、文法の難しさのまえに、ほとんど読まれていないのが実際のところだろう。▼ならばいっそのこと、もし我々が普段使っている現代語で、鴨長明が『方丈記』を書いたなら、きっとこんな具合に書いただろうという、大胆な発想で「リライト」(?)したのが、本書である。▼読みやすさはいうまでもないが、長尾剛さんが設定した鴨長明の性格を反映した文章は、まさに傑作。「訳」ではなく「リライト」といった意味をご理解いただけると思う。▼無常観を述べた『方丈記」だが、それが実感できる画期的一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」。改めていうまでもなく、仏教的無常観を述べた隠者文学の名作、鴨長明の『方丈記』の冒頭である。が、しかし。現代の文庫本にしてわずか数十ページの『方丈記』を読破した人はどれくらいいるだろうか。本書は、何かと取っつきにくい古典を、作者が現代語で書いたという想定で、超現代語訳したもの。無常観の理解に絶好の一冊。
この一冊で読める!「日本の古典50冊」 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『古事記』から『東海道中膝栗毛』まで、50冊がこの1冊ですべて読める。各作品のダイジェストから、時代背景、名場面、作品の“より深い”味わい方までを徹底網羅。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
阿刀田 高
1935年東京に生まれる。早稲田大学第一文学部でフランス文学を専攻。国立国会図書館勤務を経て作家に。短編集『ナポレオン狂』で直木賞、また『新トロイア物語』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
落窪物語〈下〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
会話が多くスピード感に溢れる文体も魅力。文庫で読めるのは角川文庫だけ!
落窪の女君の父は、女君が伝領した土地に立派な邸を建てた。道頼はその邸を取り上げるなどして復讐するが、たがて父は道頼の妻がわが子落窪の女君であることを知る。復讐は終わり、道頼は孝養を尽くすようになる。
『落窪物語』は、笑いの要素や会話が多く、スピード感あふれる文体が魅力的な作品。下巻には、解説のほか、全体を通して問題になる事柄を「補注」として一括して揚げ、参考資料として『風葉和歌集』所載和歌・客注引用和歌歌集・作品別一覧、さらに和歌初句索引・重要極索引を付した。豊富な参考資料を収載した現代語訳付き決定版。―姫君を救出したのち、姫君の夫道頼は継母に執拗に復讐を続けるが、「復讐が終わったら孝養をつくす」と宣言していた通り、その後、父と継母の一家に非常な幸運をもたらす。
内容(「BOOK」データベースより)
『落窪物語』は、笑いの要素や会話が多く、スピート感あふれる文体が魅力的な作品。下巻には、解説のほか、全体を通して問題になる事柄を「補注」として一括して掲げ、参考資料として『風葉和歌集』所載和歌・脚注引用和歌歌集・作品別一覧、さらに和歌初句索引・重要語彙索引を付した。豊富な参考資料を収載した現代語訳付き決定版。―姫君を救出したのち、姫君の夫道頼は継母に執拗に復讐を続けるが、「復讐が終わったら孝養をつくす」と宣言していた通り、その後、父と継母の一家に非常な幸運をもたらす。
物語を生きる―今は昔、昔は今 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
近代科学は「物語」の価値を著しく低下させた。しかし人間が生きていくには、それぞれの「物語」が必要である。「物語」は過去と結びつき、土地と結びつき、人間相互の結びつきを強め、各人の全体的な統合を保つ役割を果たしている。そして時には人間に「死」すら受け容れさせる力をもっている。 本書は、日本の王朝物語を現代の目で読むことによって、われわれが見失っている自分自身の「物語」をつくりあげていく知恵を学ぼうとするものである。『創造の世界』で連載したものに大幅加筆、修正したもので河合隼雄ファン待望の1冊といえる。
内容(「BOOK」データベースより)
古典に学ぶ生き方の知恵。現代人の病ともいうべき「関係性の喪失」を癒すものとして、物語に注目したい。物語は「つなぐ」はたらきをもっているから。本書では、あくまで現代の目で日本の王朝物語を読むことによって、自分自身の物語をつくりあげていく知恵を学びたい。
源氏物語〈巻4〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
光源氏をめぐり咲き競う女たちの哀歓。
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作待望の新装版、巻四刊行
明石の君母子の哀切な子別れ。最愛の人藤壺の宮の崩御。長男夕霧の大学入学と幼い初恋。亡き恋人夕顔の娘、玉鬘がたどる波瀾の運命。広大な自邸・六条の院に愛する女君たちを住まわせ、栄華をきわめた源氏31歳から36歳までを描く。
内容(「BOOK」データベースより)
明石の君母子の哀切な子別れ。最愛の人藤壺の宮の崩壊。長男夕霧の大学入学と幼い初恋。亡き恋人夕顔の娘、玉鬘がたどる波瀾の運命。広大な自邸・六条の院に愛する女君たちを住まわせ、栄華をきわめた源氏31歳から36歳までを描く。
宮内庁書陵部 書庫渉獵―書写と装訂 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
宮内庁書陵部図書課が蓄積してきた書誌情報をもとに開催された、平成14年度の書陵部恒例展示会における「書写と装訂ー写す 裁つ 綴じる-」の目録の1から6に至る項目に沿って紹介し、目録の説明を引用する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
櫛笥 節男
1945年東京に生まれる。宮内庁書陵部図書課勤務。和洋女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
後期万葉論 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
中国の文学や思想の影響が強まった万葉後期、変容する古代国家が残した歌は、その時代の心のありようを伝える。旅人・憶良・家持の分析を中心に、七夕などこの時期からの風習や言葉についても明らかにする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白川 静
1910(明治43)年福井県生まれ。立命館大学名誉教授、文学文化研究所所長。1943年立命館大学法文学部卒。1984年から1996年にかけて『字統』『字訓』『字通』の字書三部作を完成させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)